末吉 宏臣

物書き、編集者。小説集『ブンガクフリマ 28ヨウ』に短編小説が掲載されています。年中無休まいにち夜の7時に小文を公開しています。いまより本気で人生と向き合うメルマガを月額400円で配信中です。ツイッターも:https://twitter.com/hiroomisueyoshi

贅沢な環境をじぶんに準備してあげる。

ベルボーイがホテルの部屋まで案内してくれる。通称がそれなのでボーイとは書いたものの実際には中年の女性。「っく」と声にならない音が口から漏れたり、吃音症的な身体的...

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絶望の種類。

目を醒ますと部屋は薄暗かった。コーヒー多めのカフェラテのように黒い成分のほうがちょっぴり多いようだ。時計は4時過ぎを示している。お昼少し前から眠っていたはずだか...

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専門家ではなく実践家。

鯉の滝登り。 日経平均株価の数字が右肩上がりに上がっている。しばらくのあいだ目標とされていた2万3000円台を回復するとともに、それを大きく超えてたとえば今日2018年9...

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幸せの綿毛をふわりと風に乗せて。

街角を曲がる。暗闇の向こう側からひとりの女性が歩いて来た。女の子から女性へと階段を登っている。彼女は大切そうにスマートフォンを両手で包み左耳に押し当てている。小...

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絶望の青春。

外は冷たい雨。お酒で体を温める。今宵はひどくnoteを書き始めるのがつらい。どうしてだろう。考えてみたところで、ろくなことがなさそうなのでやめておこう。それでも、ほ...

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急ぎたいわけでもないのに、ぼくらはなぜ急ぐのか。

CMでもお馴染みエビスビールの音楽が流れるJR恵比寿駅の改札を出る。お店やレストラン、映画館や美術館が集まる複合施設である恵比寿ガーデンプレイスへと足を向けるとすぐ...

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