末吉 宏臣

物書き、編集者。小説集『ブンガクフリマ 28ヨウ』に短編小説が掲載されています。年中無休まいにち夜の7時に小文を公開しています。自分らしく生きるためのメルマガを月額400円で配信中です。ツイッターも:https://twitter.com/hiroomisueyoshi

心から大晦日にふさわしくないと思う、そんなお話。

この一年、ほんとよく頑張ったな。  そう、自分をほめてあげたい。  いつもよりも長めに父の遺影の前に座って目を瞑っていた。線香の匂いが鼻の奥へと届いてくる。まぶ...

自らの闇に足を踏み入れる。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』を年内に観ることができた。何人もの人にオススメされていたのだが、ずるずると後回しになってこのタイミングになった。イギリスロンドン出...

痛みと対話しようとする姿勢。

左の肩のあたりがみょうに痛い。  朝起きてからずっとだ。気持ちのよい青空のした洗濯物を干していても、うちの奥さんと一緒にアカチャンホンポに行ってベビーカーを押し...

( けっこう本気な )エッセイのすゝめと、定期購読マガジンと。

以下の原稿にも書いたことであり、いつも頭の片隅に置いている言葉でもあるのですが、エッセイとGoogleで調べてみるとWikipediaにこう書かれています。  「essai(エッセ...

超短編小説の文字数。

カーテンを閉めて、夜の街並みに別れを告げる。暖房のスイッチを入れて、そのまま本棚へ移動する。一冊の本を抜き出してから、机に戻り写経をはじめた。( ちなみに写経と...

サナギという時期。

そろそろ羽ばたこうか。 おおきく息を吸い込む。冷たくて新鮮な空気が肺に入ってくる。胸がおおきく膨らんだ。澄んだ空に浮かぶ太陽を見上げて目を細める。 クリスマスの...