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未来へと走る列車のレールが切り替わる、いい時間。

 0歳の娘より早く眠りについた。目を覚ますと、娘がちょこんと座って笑ってた。知らず知らずのうちに疲れていたのかな。歯磨きとひげ剃りを済ませて、軽くストレッチをする。手早く身支度を整えて、玄関で妻と娘と3人でハグ。娘は床に落ちているもののほうが気になるみたいでプイッとあっちを向いてたけど、それでもあったかい。

 バスに乗って青山に着くと、パラパラと小雨が降りはじめていた。妻に待たされた折りたたみ傘に感謝して、足早に待ち合わせ場所へと向かう。きょうは朝から夕方までみっちりと著者で友人のえがちゃん(江上隆夫さん)とぼくのこれからの活動についてミーティング。丸一日がかりということで、ワクワクと緊張を抱えてオフィスのチャイムを指で押した。

 そうして、あっという間に、表参道の街には夜のとばりが下りていた。外気は寒いけれど、体はあたたかかくて。それは、いい時間、だったからだ。いい、なんて書くとボキャ貧っぽく感じるけれど、さまざまな発見が幾重にも重なった、ミルフィーユ的ないい、だったということで。お腹ではなくて、心や魂みたいなものが喜んでいたんだと思う。

 自分がふだん考えたり感じたりしていることを、心おきなく取り留めもなくしゃべると、ホワイトボードに文字が埋まっていく。それも話したことそのままではなく、翻訳・再解釈された言葉たちが並んでいく。それはそれは気持ちのいい体験で、少なくない回数ニヤけるのを抑えるのに必死だった。

 この時間を起点に切り替わったレールを走る列車がどんな未来へと走っていくのか楽しみだ。し、この場と時間自体がエ濃密でエキサイティングだったこともまた、なによりだった。今夜も娘より早く寝ちゃわないか、心配である。

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 きょうも読みにきてくださって、ありがとうございます。1日いちにちが濃密で、あっという間のような長いような、不思議な感覚になる年末のきょうこの頃です。

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なんだかんだ、人生うまくいく!
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物書き、編集者。年内フォロワー1万人を目指してます。応援よろしくお願いします。小説集『ブンガクフリマ 28ヨウ』に短編小説が掲載。ツイッター:https://twitter.com/hiroomisueyoshi
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