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無理にやる気を出そうとしない。

 目をさますと部屋は鉛色だった。窓の向こうから一台の車が水たまりの水を弾いて走り去る音が聞こえた。天気は容赦なく、僕らの気持ちを左右する。朝早く目覚めてしまったからか、娘もぐずぐずと泣いている。彼女をそっと抱きあげて、寝起きでふらふらしたまま部屋を歩きまわった。

 締め切りをふたつ抱えている。天気だけじゃない。それもまた、僕の気持ちを鉛色にする、大きな要因だろう。ひとつは、明日が締め切りの「#あの夏に乾杯」というコンテストに出すための小説。もうひとつは、明後日が締め切りの、、というか開催するコンテンツビジネススクールという学校の、初のプレセミナー・体験講座だ。

 気持ちが鉛色というのは、単純に嫌とかそういうわけではない。むしろ、自分にとって大切であるからこそ、その直前というのはどうしても重たい気持ちにもなる。だからこの鉛色は、単色の暗さというよりも、たとえば明るい黄色やビビッドな赤、深く冷たい濃紺など、無数の色が混じった結果としての鉛色なんじゃないか。そう、ふと思った。

 気が乗らない、やる気が出ない、そんな日だってある。「まいにち超ハッピー!」なんてことはない。でも、無理にやる気を出そうなんて思わないようにしている。だけれども、である。それでも、やると決めたことは淡々とやる。そんな一日をきょうも積み重ねている。

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 きょうも読みにきてくださって、ありがとうございます。やる気も天気のようなもので、晴れの日もあれば雨の日もある、そのどっちがいいとか悪いではないんですよね。

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レット・イット・ビー
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物書きや編集者もやっている、偶然の風に吹かれて生きる旅人。同人誌『ブンガクフリマ 28ヨウ』に短編小説が収録されています。ツイッターも。https://twitter.com/hiroomisueyoshi

コメント2件

無理にやる気を出しすぎて、頑張りすぎると、
あとで疲労が出すぎてしまったりしますよね。

ただ淡々とやるべきことをヤル。
大切なことですね。
はい、最近よく思います。
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