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お誕生日のごちそう。

 きのう35歳になりました。アラフォーと呼ばれる年齢です。レストランの個室で妻と娘にお祝いしてもらいました。冒頭から文字なしの写真連発でぷちセレブ感を自慢するために・・・いえいえ、舌も心も大満足の時間だったので、少しでもこのフィーリングを分かち合えたらと写真をアップすることにしたのです。

 バスに乗るときのベビーカーの扱いでケンカしながらお店に入ったのですが、ビールひと口とコースメニューを見て一瞬で機嫌がなおりました。男って、いや人間って単純なものです。にしても、このお店の和食と洋食の合わせ技は強烈!! 食に関してボキャ貧な僕は、「めっちゃ美味い!」をただ子どものように連呼していたことでしょう。

 一品一品に舌鼓を打ち、最後にパチパチと綺麗な星を散らす花火と一緒に出てきたバナナアイスとミルフィーユを食べていると、懐かしい光景がよみがえってきました。たしか小学生だったころの誕生日。両親が連れて来てくれた和洋食のレストラン。使い込まれた鉄板の上でジュージューと音を立て運ばれてきたハンバーグ。ちょっと添えられたあのナポリタンスパゲッティがまた嬉しかった。その向こうには、父と母のあたたかい眼差しがあった。

 今回のディナーと比べると値段はずいぶん安いし、味も洗練はされていなかったかもしれません。しかし、とっても美味しかった。それは今回の料理に引けを取らないくらいの、ごちそう、でした。昔は食べたこともなかったような高級な料理を味わえるいまに感謝しつつ、だからこそ、料理は値段や味だけではなく、誰とどんな環境で食べるか、どんな気持ちで食べるかで、ごちそうになるかどうかが決まるんですよね。

 あ、そうそう、そういえば。大学入学に合わせて上京してきたときに、父とはじめて食べた松屋のハンバーグの味も忘れられません。あれれ、ハンバーグばっかりですね(笑)娘が誕生してはじめてのお誕生日ディナーも、忘れられないごちそうになりそうです。

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 きょうも読みにきてくださって、ありがとうございます。そうやって考えていくと、心をひらいて見て、聞いて、感じていると、すべての瞬間が宝物のようなんだよなぁ。キツいときだって、自分主人公の映画として引いて見たら、手に汗握る最高の瞬間かもしれませんしね。

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末吉 宏臣

物書き、編集者。小説集『ブンガクフリマ 28ヨウ』に短編小説が掲載されています。年中無休まいにち夜の7時に小文を公開しています。いまより本気で人生と向き合うメルマガを月額400円で配信中です。ツイッターも:https://twitter.com/hiroomisueyoshi

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生きることは喰うことだ!

コメント14件

かっぱさん、
大人の贅沢ができる幸せを存分に味わい、感謝しました。
もじりさん、
ありがとうございます。振り返ったり、思い出したりすると、家族ってなんだかんだあったかいものだなぁと思ったりします。
お誕生日おめでとうございます。
あったかいご家族ですね( ˶ˆ꒳ˆ˵ )
ちゃあさん、
ありがとうございます( ´∀`)
うれしいです。。
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