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憂うつでなければ、仕事じゃない。 P038.

 ジュエリーデザイナーである義父の仕事部屋にちゃんと入ったのは、はじめてかもしれない。といっても、何か仕事の話をするためではなく、確定申告のための通帳のコピーを取るため、ただコピー機を借りるためなのだけれど。

 ぼくには大変ずぼらな部分があって、ほぼ1年分をまとめて税理士さんにお願いする。一般的にはまったく迷惑なものだと思うかもしれないけれど、こういう人としてお付き合いしてくれる方と組めていることに感謝している。誰と組むかとか、どんなコミュニケーションを取っておくかとか、このあたりって大事だなぁ。

 と、話がわき道にそれてしまった。そんなこんなで、お義父さんの仕事場で大量のコピーを取っているとき、ひょんなことから仕事の話になった。お義父さんは年季の入った黒いチェアーの背もたれに倒れ込むようにもたれかかり、「いまやっている仕事がね、気が重いんだよ」と言った。

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物書きや編集者もやっている、偶然の風に吹かれて生きる旅人。同人誌『ブンガクフリマ 28ヨウ』に短編小説が収録されています。ツイッターも。https://twitter.com/hiroomisueyoshi

コメント2件

あら、わたしの憂鬱に気づいたのかしら?
遠隔でメッセージが送られてきた気がする!笑
遠隔かつエネルギー的かつ集合無意識的なメッセージが届いたようでよかったです😎
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