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目の前のしあわせを掬い取るように生きる。

 「お日さんの沈むときは、綺麗かねぇ」 車の助手席に座るおばあちゃんの座高は、思ったよりもずっと低かった。ボソッとつぶやいたその声は、聞こえるか聞こえないかくらいに小さく、たぶんそう言ったのではないかと推測したに過ぎない。わざわざ車を止めて眺めた夕焼けは、ほんとうに綺麗だった。

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ふぅ〜っと心が落ち着く、静かな情熱がわいてくる、ちょっぴり運がよくなる、みたいな効能があればいいな。日曜日と水曜日、週2回丁寧に淹れたコーヒーをお出しするように記事をお届けします。

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物書き、編集者。小説集『ブンガクフリマ 28ヨウ』に短編小説が掲載。年内フォロワー1万人を目指してます。応援よろしくお願いします。ツイッター:https://twitter.com/hiroomisueyoshi
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