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深海で貝を拾うように。

 神奈川県は伊勢原にいる。東京の家からお店まで2時間弱かかるカレー屋さんにやって来た。ただそのためだけに足を運んできたのだ。

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 お皿からなくなるのが惜しくなるカレーだった。最後のひと口は、目を閉じてもぐもぐと味わい、ごくんと飲みこんだとき満足感たるや。通常の2倍以上のスパイスが体の芯から温めてくれて、肌が内側からちくちくとしてくる。デザートも東京の有名店に負けない、甘くないのにしっかりとした美味しさ。これは東京にも進出してほしくなる。

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 さて、ここのカレーを食べたかったのはもちろんだけれど、来店した理由はもうひとつあって。このお店を立ち上げた友人の藤瀬聖子さんに会いに来た。もともと嵐やKAT-TUNなどの作詞を手掛けていた彼女がカレー屋さんをオープンさせたと聞いてはいたのだけれど、なぜかこのタイミングでピンときて足を運ぶことにした。

 じつは彼女、ちょっと前から小説の分野に乗り出していて、結果的には創作についての悩みについて盛り上がった。じつはちょうど昨日の夜、妻から叱咤激励を受けたばかりで、なんと彼女がパートナーからかけられる厳しい言葉が、妻が言っているのとまったくと言っていいほど同じで、もう笑うしかなかった。

 そんな暇があったら、つべこべ言わず、書きなさい。(ぼくの色メガネがかかっていることをよくよくご了承ください。あ、あと。深い愛情からの言葉であることも)

 で。それに対する弁解の言葉で盛り上がったというわけだ。これまたぼくの色メガネがかかった言葉であることはご理解いただいたうえで、こんな話をしていた。

 小説を書くって、深海に潜っていって貝をひろうような作業で、、、それってけっこう苦しい。よっぽど仕事でお金を稼ぐほうがラクなことで。お客さんに貢献できている感が味わえるから自己肯定感が満たされるから。

 同じ気持ちを感じている人がいるという心強さ。だからこそ、やろうと思えた。書いちゃうとすごくシンプルになってしまうのだけれど、もっと心のままに自由にやろう、肩にはまらない創作活動をしていこう、そう思えた。深海に潜ってきれいな貝を拾って手渡すように丁寧に。とにかく言葉にはならない、大きくて深いエネルギー交流ができたことに感謝だ。

 ということで、小説についても再始動。ぼくはぼくにしかできないことをやっていくのみだ。つべこべ言わず、やるよ。

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 きょうも読みにきてくださって、ありがとうございます。藤瀬聖子さんの小説、 cakes で連載されていました。第一話はフリー読めるようです。ぜひ。

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味のある太陽と月

 明日は『たった3時間であなただけのオリジナルセミナーを作る方法』の日。 zoom でのオンライン開催ですが十数名の方が参加くださるということでオンライン上でにぎわいそうです。移動の必要がなく、家で参加できる、人によっては他の参加者と顔を合わせる必要もないことなんかも、受ける側としては快適なのかもしれませんね。ご参加いだけるみなさん、お楽しみに!

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今日も来てくれてありがとうございます。
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末吉 宏臣

物書き、編集者。年内フォロワー1万人を目指してます。応援よろしくお願いします。小説集『ブンガクフリマ 28ヨウ』に短編小説が掲載。自分らしく生きるためのメルマガを月額400円で配信中。ツイッター:https://twitter.com/hiroomisueyoshi

コメント2件

末吉さん
伊勢原は私の地元です!!
行ってみます!!
おっ、そうなんですね!
エネルギーが上がる味と空間でした^ ^
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