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熱中やら夢中とは、時間の外に飛びだすことである。

 あしたのコンテンツビジネススクールに向けたスライドやworkbookをつくっていた。3軒はしごした最後のカフェが入っているビルを出たときにはすっかり空が暗くなっている。熱中モードの切り替えがうまくいかないようで、足早に帰路に着く人の波になじむことができず、人にぶつからないように注意深く歩いて改札へと向かった。

 じつはこのセミナーは台風で延期になったため、すこし前にいったん完成はしていた。しかし、ひとたび手を加えはじめると、際限なく改良の余地が見えてくる。足したり削ったり、また足しては削り、やっぱり元に戻してみたりと、ときどき出口のない迷路に迷いこんだ気分になることもある。

 その作業はべつに苦痛なわけではない。でもだからといって、楽しいという分類になるかというとそうでもなく、やっぱり熱中とか夢中とかいう言葉がふさわしい気がして。それは時間の外に飛びだす行為だと思う。あっという間のようにも、何日か経ったようにも、どちらにも感じられて。グニャグニャと時間の概念が歪み、ふつうよりもたくさんのことや深いことができるようになるから有り難い。

 うまく言葉にするのがむずかしいんだけれど、受講されるみなさんの期待に応えようとか、いいものができないんじゃないかという不安やらを捨てて、そのつくるという行為そのものにのめり込む。それが夢中になるポイントなのかな。と、書いていてまとまってきました。

 目標達成とか欲しい結果を手に入れるためとかではなくって、ある行為そのものにのめり込めるって、これからの時代において大切なあり方になっていく気がします。

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 きょうも読みにきてくださって、ありがとうございます。夕食は妻が何日も前から仕込み煮込んだおでんということで、期待に胸がふくらみます🍢

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末吉 宏臣

物書き、編集者。年内フォロワー1万人を目指してます。応援よろしくお願いします。小説集『ブンガクフリマ 28ヨウ』に短編小説が掲載。自分らしく生きるためのメルマガを月額400円で配信中。ツイッター:https://twitter.com/hiroomisueyoshi

コメント2件

おはようございます。カフェのはしご3軒、マネしてみたいと思いました。5軒目までには決着つけたいところですが。
隊長ぜひ!笑 気分が変わっていって、個人的にはどんどん深まります。
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