ついに校了!

 今朝最後の校正を終えて、文学フリマ用の小説が校了になりました。無粋は承知で、今回はがんばりました! そう簡単には褒めてくれない妻が、しみじみと労いと賞賛の言葉をかけてくれたときには、今回の件は今後の人生にとって大事な転機になる予感がしました。

 作品はそのクオリティでもって評価を受けていくことになりますので、この場所では執筆の裏話を書こうと思います。まず最初に、話を結末まで書き切ることができるかどうか、それも納得のいく形で、という戦いです。幾晩も夢に出てくるほど、プレッシャーがかかっていました。

 第一稿を書き上げから直しの第2ラウンドのゴングがなります、締め切り二日前には深夜2時まで妻をつかまえて、一言一句まで消したり直したりを繰り返しました。その翌日には何度も音読をして、通りが悪いところやおかしなところがないか精査して赤入れをします。小説には答えがないぶん、永遠に直す箇所が見つかってくるという恐怖たるや……。

 それらを乗り越えるころには、わが子のように愛着を感じるようになります。ゲラと赤ペンを枕元に置いて寝ていました。校了のときには、手塩にかけて育てた娘を嫁にやるような気分になりました。明日にはみんなで製本。そうして次は、読みたいと言ってくれる人のもとへと届ける挑戦です。

 今日も読みにきてくださって、ありがとうございます。気になっていて、時間が空いている人は文学フリマに買いに、遊びに来てください! 表紙がまた最高なんです。



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うれしいニャー。
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末吉 宏臣

物書き、編集者。小説集『ブンガクフリマ 28ヨウ』に短編小説が掲載されています。年中無休まいにち夜の7時に小文を公開しています。いまより本気で人生と向き合うメルマガを月額400円で配信中です。ツイッターも:https://twitter.com/hiroomisueyoshi

コメント1件

末吉さん
お久しぶりですっ!

製本をお作りになられたのですね🙌
凄いですっ☆
沢山の方々が明日来られるコトを遠くからお祈りしております☆ミ🐈
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