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自分の意見を正解にする。

 いまの時代は、正解がない時代です。ほんとうは歴史上ずっとなのかもしれませんが、たとえば絶対王政的な正解を決める人がいる時代にはやっぱり正解(とされるもの)が決まっていました。いまは民主主義であり、かつインターネットやSNSなどの発達により、個人が世界中の情報にアクセスできる、さらには誰もが自分の意見をかんたんに発信できるようになりました。

 その結果、絶対的な正解というものがない時代になったのです。たとえば僕は、今年の1月に娘を授かりました。そうすると、「ワクチンどうする問題」が目の前に立ちはだかります。「ふっふっふぅ〜、お主どうする?」的な不敵な笑みを浮かべて。ふつうにしていると、もうどれが何の病気に効くのかわけがわからなくなるくらいたくさんの予防接種が準備されています。

 ある一部の人たちは、「それは国や医療業界・薬品業界の陰謀だ」的な感じで、受けさせないほうが(じつは健康にも)いいと主張しています。もちろん一方では、やっぱりワクチン接種は大事なことだからするべきだと主張する人たちもいます。

 さて、どちらが "正しい" のでしょうか?

 ちょっと前にFacebookで、俳優のキアヌ・リーブスの言葉がたくさんの人からシェアされていました。そこにこんなことが書かれていました。

私の友人の母親は、一生を通して健康的なものを食べてきました。

アルコールや「体に悪い」食べ物は決して口にせず、毎日運動をし、体は非常に柔軟で、とても活動的で、医師が薦めるサプリメントは全部摂り、太陽に当たる時は必ず日焼け止めを塗り、また日光に当たる場合も可能な限り短時間で済ませていました。

つまり誰もが考えうる限り最大限で健康に留意していたのです。

しかし、彼女は今76歳でガンと骨髄のガンになり、非常に深刻な骨粗しょう症になっています。

その一方、私の友人の父親は大量のベーコン、バター、脂肪を食べ、運動など本当に一切したことなく、夏になるたびに真っ赤になるまで日焼けするなど、他人の指図には耳を貸さずに人生を最大限に生きるような生き方をしたわけです。

彼は81歳で、医師曰く、彼の健康状態は若者レベルだと言います。

 わかりやすく一般的に「正解」とされていることでさえも、それが絶対的な正解ではないかもしれないということです。そうやって考えていくと、「正解っていったい?」という疑問にぶち当たります。その結論が、、、

 正解はない。

 正解は自分でつくる。

 ということです。これが日本人は苦手。なーんて、偉そうに書いちゃいましたが、僕自身が苦手なだけです(笑)。もちろん日本人も苦手なのかもしれませんが、僕は他の人ではないので、正確なことはわかりませんし、言い切ることなんてできません。ただ、自分のことなら言えます。

 自慢じゃありませんが、僕は小さいころから、まわりの期待に応えて、もしくはまわりや尊敬する人の意見に合わせて生きてきました。その結果いやおうなくどんな人に合わせられるコミュニケーション能力が磨かれたので、もちろん悪いことばかりではありませんでした。(いままで苦しんだことは、これからの武器になったりしますからね)

 人に合わせることが悪いとは思いませんが、やっぱりそれだけだと自分がすり減ってしまいます。誰かの、世の中の正解を求めつづける限り、いつまでも正しい答えを探し求めて彷徨いつづけなければなりません。それって苦しい生き方ですよね、きっと。

 ということで、自分の意見を持って、さらには正解にしてしまう力が、これからの時代には求められます。今回はそのために僕がやっていることを書きますね。

【 もくじ 】
① 自分を信じる
② 客観性を取り入れる
③ 主張しつづける

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末吉 宏臣

物書き、編集者。小説集『ブンガクフリマ 28ヨウ』に短編小説が掲載されています。年中無休まいにち夜の7時に小文を公開しています。いまより本気で人生と向き合うメルマガを月額400円で配信中です。ツイッターも:https://twitter.com/hiroomisueyoshi

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