望めば、叶う。

 2016年の年の暮れ。最寄り駅に向かう途中にある公園を通りかかったとき、ひとつのweb連載が始まったのを知りました。糸井重里さんが主宰するほぼ日のという連載です。心おどった気持ちとその瞬間の風景がセットになり、くっきりと記憶に焼きついています。

 糸井さんとほぼ日の永田泰大さん、『嫌われる勇気』の古賀史健さん、そこにのちに青年失業家として人気を博す、元電通のコピーライターの田中泰延さん、またのちに小説『ボクたちはみんな大人になれなかった』が大ヒットする燃え殻さんが公開対談をし、観客席に座っているのをいじられていた小説家の浅生鴨さんという方たちが登場していました。

 もとからほぼ日を愛読していたので、ほとんどの対談企画を読んでいたのですが、そのなかでもとりわけ、心が引き寄せられたのを覚えています。その理由が尊敬だったのはもちろんですが、あとになってみるとそこに流れていた大人の青春みたいな空気感に、憧れと羨ましさを感じからだと思います。

 それぞれ魅力的で素晴らしい人柄や能力があってお互いに尊敬し合ったうえ、ただのビジネスという枠組みを超えたつながりがあるように感じたのです。そこからも気仙沼やネパールへみなさんで行っている姿をいいなぁと眺めていたのですが、今回その浅生鴨さん、燃え殻さん、田中泰延さんと一緒に同人誌を作らせていただきました。まるで夢のようです。望みは叶うものなんですね。

 今日も読みにきてくださって、ありがとうございます。いま同人誌を印刷して折ってホチキス留めをしています。



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深呼吸、深呼吸〜。
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末吉 宏臣

物書き、編集者。小説集『ブンガクフリマ 28ヨウ』に短編小説が掲載されています。年中無休まいにち夜の7時に小文を公開しています。いまより本気で人生と向き合うメルマガを月額400円で配信中です。ツイッターも:https://twitter.com/hiroomisueyoshi
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